何となく机の前に座ったら雨が降ってきた。その時ふと思ったことなので頭の中が整理されてはないのだけど、何となく書きたくなった。
いつもなら携帯のメモ帳に、いつになっても記事にならないような謎の文言の中の仲間入りさせるか、何もせずボーと考えて終わるのだけど、こういう時に書いてみるのもいいのかもなって何となく思った。
多分暇すぎるのもあるのだと思う。大学は冬休みに入ってしばらくないし、色々出来ると言えばできるし、やったほうがいいのだろうけど、もうどこからが無理をしていて、どこからが無理をしていないかもよくわからないので、怖くて何も出来ない。
また大学が始まったとき、ちゃんと行ければ、それ以外は今はもうどうでもいいから、下手に何もしないでおこうと思っているのだけど、何もしないというのもまた辛いんだ。
こうやってブログを書くことをするのもいいのかわからないが、ダメならダメでいいや。これでだめなら多分、冬休みの課題は終わらない。
心の傘はありますか
タイトルにこう付けたが、書き始めた時、タイトルでさっそく詰まった。
今思ったことだから整理されていないのは確かにあるが、書きたいことは明白にあったのに、タイトルがよくわからなかった。何となく書いてみて最初は違う気もしたが、こういう感じの方が変に擦れなくていい感じな気もする。
雨
雨が好きな人もいると思うけど、自分は雨は嫌いだ。
濡れるし、何かで防いだり、建物の下を探したり、やらなきゃいけないことが増える。なんだか面倒な感じになる。色々中止になるものもあったり、滑って危なかったりもする。
人は雨が降ったとき、基本的に傘を差す。濡れたくないし、濡れたら冷えたり、服が重くなったりして嫌だからだ。
でも差さない時もある。単純に傘がない時。スポーツなどをしていて差せない時。めちゃくちゃ急いでいるときなんかも、差さずに走っている人もいるかもしれない。
でも、スポーツ中、急いでいるときは雨はそんなに気にならない。確かに濡れるし、地面はどろどろになるし、嫌だけど、やっている最中はそこまで気にならないことは多い。それどころではないし、夢中になっているからだと思う。
じゃあ特に何もしていない時、傘がなくて、ただずぶ濡れになったときはどうだろう。
なかなか経験がある人は少ないと思う。普通、そんなときは雨宿り出来る所を探したり、目的地まで急いだり、傘を買える所まで急ぐからだ。
ただ濡れている人なんていない。多分、家の概念がない時代も濡れない場所を探しただろう。
自分は一度だけある。多分頭がどうかしてしまってたんだと思うが(今もどうかしているが)、何となくしてみたかった。
思ったよりも濡れて、冷えて、そして何よりも、ものすごく時間が長かった。
「止まない雨はない」
つらい思いをしている人などによく言う言葉だけど、何時間も雨と真摯に向き合って、降った時から止んだ時まできっちりと打たれて、この言葉を使っている人はどれくらいいるのだろう。
自分はたかが2.3時間打たれてただけだけど、止まない雨はある気がした。それぐらい長かった。傘があればいくらでも待てるし、どうってことない時間だけど、傘がない人にとってはこの言葉は何の意味もなさない言葉だと思う。
つらいことは誰にでも降り注いでいると思う。
それこそ雨のように。
地域差があるように、個人差はあるとは思うが、ほとんどの人につらいことはある。
だから、うつ病というものの理解は進まないし、気持ちがわかるなんてことにはなれない。
甘えだと言う気持ちも分かるし、あいつだけって、俺もしんどいのにって思う気持ちも凄くわかる。
でも傘がなかったら、小さい雨でもきついんだ。
どれだけ降ったとしても、傘があれば大抵のことは大丈夫だし、何かに熱中できている間は平気だ。
でも強すぎて壊れたり、怪我してしまったりして止まってしまったら、
傘の無い人になってしまう。
すぐに新しい傘を用意できればいいけど、どこに売っているかもわからないものだから、怖いんだ。
きついんだよ。しんどいんだよ。
当たり前のように現実世界では傘があるけど、どれだけありがたいことか。
気を付けてって言ってもどうしていいのかわからないけど、傘をもっと大事にしてほしい。
何かに熱中出来たら大丈夫かもしれないけど、体力は無限じゃないから、間でベンチだったり、建物の中で凌ぐでしょ。終わったら傘差して帰るでしょ。
傘は大事なんだ。
心の傘って具体的になんだって言われると、何にも言えなくなってしまうけど、イメージは出来ると思う。
簡単に言うと、無理しないでって言いたかった。
壊れたら、修理するのに時間がかかるから、これも個人差はあるだろうけど、直るまでどれだけつらいか。
なったことある人にしかわからない恐ろしいつらさなんだ。
そして、当たり前にあるものじゃないんだ。壊れるし、無くすし、いつの間にか無いことだってあるだろう。
でも、そんなことは関係なく、雨は降るんだ。
だから、出来るだけ心の傘を大事にして欲しい。
そして、もし余裕があったら、家族だったり、友達だったり、恋人だったり、誰か無くした人がいたら入れてあげて欲しい。
本当につらいから。