28歳うつ病大学生の頭の中

20歳までは順風満々だった男がうつ病になり、すべてが終わった今思うこと

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書きたいことを表現できないもどかしさ

自分には文章力がない。

そういってしまえばそれまでの話なのかもしれないが、実際に自分の思いや考えを書いてみないと、自分がどれくらい書けるのかなんてわからないし、書くこと、書き続けることが文章力の向上のためには必要で、書きたいことを書けなくても、書いていかないとそこで終わってしまう。

それは、分かっている。分かっているつもりだ。

 

しかし、いざブログを書いてみると、読み返した時、なんか違うというか表現できていない感じがしてモヤモヤしてしまう。

まだ始めてまもないのだから、仕方がないことだとも思うのだが、一応ネットに残し、誰かが読むということを考えた時、きちんと書かないといけないという気がして、なかなか公開できない。

間違ったことを書いてはいけないわけでもない。何かを教える立場なわけでもない。ただの日記と言えばそれまで。自分の一意見なのだから、悪いことは書いてはいけないが、こう思っていると書いても大丈夫なはず。

しかし、自分の書きたいことと違う文章が目の前にあると、なかなかそう割り切ることが難しい。

 

自分の気持ちとしては、ブログを書きたい、自分の考えを表現したい。

これに嘘ついたり、怖いという理由で逃げたり、間違っているかもという思いからやめてしまうのだけは避けたい。

最初はだれでも間違うものだと思って、なんでもいい、好きに書いちゃえとまで割り切っていいものかどうかは分からないが、違うかもしれない、どう表現するのが良いのだろうかと悩みながら書き続けることが出来たら自分にとってはとても嬉しいことだ。

 

自分の思いや考えを文章にできていなかったとしても、書いているのは紛れもなく自分だ。自分がそう考えていないと感じたとしても、それが自分の文章だ。

そう考えれば、その間違った表現方法も含めて今の自分を表しているような気がする。こう思った時、自分で思っただけで、根拠は無いのだが、少し納得できるような気がした。

 

うつ病になって、色々思う所があって、何となく書き始めただけなのに、

同じうつ病の人の少しでも力になれれば、理解が少しでも深まれば、と今の自分にはちょっと背伸びした目標みたいなものが自分の中にあったかもしれない。目標や目指す所があることは悪いことではないと思うが、それによって勝手にハードルを上げていたかもしれない。

 

何も気にせずに書く。それがいいとは言えないし、それは自分のしたいこととは違う気がする。だからこれからもモヤモヤしながら書いていくことにはなると思う。

もし、文章力が上がったとしても、このもどかしさはなくならない気もするし、書き続ける限り、表現し続ける限り、ずっと付き合わなくてはいけない気もする。

それでも、やめてしまえばそれまでで、表現したいという自分の思いは消えてしまう。

ブログを始めて色々なことに気づかされた。人と話すこともいいとは思うが、こうやって自分の思いを文章にするということは、自分と向き合い、見直すいいツールだと思う。

 

モヤモヤしながら書くのもそれはそれでいいものなんじゃないだろうか。

つらい思いもあるが、それが楽しいということもあるような気がする。

悩みながら、モヤモヤしながら、ブログを続けていければなと、心の底から思う。